「にわあそび・ときどき旅」

身近な観察、日々のこと、旅のこと・写真でつづり書き散らかしていきます

西伊豆小旅・5  


昨年末からポツリポツリ続けている西伊豆小旅ものですが、、まだもう少し続いてしまいます

西伊豆小旅

西伊豆松崎町にある「岩科学校」、、伊豆の最古にして日本で3番目に古い小学校建築です  

西伊豆小旅

明治の1880年竣工、重要文化財指定になっていて地元の子には「重文!」と呼ばれているそうです

和洋折衷、初期の洋風様式に地元スタイルなまこ壁が多用されたシンメトリーデザイン

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近年予算をかけて半解体の保存修理も経て建物コンディションも良好

材も出来るだけそのままに修復ということで枯れた木材な味わいに囲まれます

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かつて建築時の総工費中4割程を地元の方々の寄付金で賄ったそうです

西伊豆小旅

明治という新しい時代、これからは教育といかに人々が夢を抱いていたかをうかがい知ります

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校舎には古いものがいろいろと展示されていました

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どれもただ普通に使われてきた古いものですが、時間フィルターが掛かると造形に趣が出ているようにも感じます

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蚕で作られた町や村は日本各地にありますが、松崎もかつては松崎製糸場を中心に栄えていました
これだけ立派な学校が当時伊豆のはずれで建ったのはきっとお蚕さんのおかげなのでしょう

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こじんまり郷土史的展示で楽しみましたが、2階奥の和室「鶴の間」は特に印象に残りました

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地元松崎生まれの鏝絵職人「入江長八」作、、鶴は欄間を囲むように138羽飛んでいるのだそうです

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学校の和室と言うには暗さも素っ気なさも無く

明るく突き抜けたハイセンスぶりと当時の大らかな気風がよく出ています

西伊豆小旅

鏝絵はずっと以前同じ松崎の長八美術館で観てその時は肌に合いませんでしたが、、「鶴の間」は素敵でした
鏝絵は額に入るより壁に収まってこそ、ということかもしれません

それにしても昭和平成のとかく何でも壊して立て直せ的風潮の中、、よくぞ建ち残ったものです

かつてからこの地域の方々が繋ぐ意志と見識の賜物と思います


(Olympus E-PL6 ZD11-22mmF2.8-3.5)

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