「にわあそび・ときどき旅」

身近な観察、日々のこと、旅のこと・写真でつづり書き散らかしていきます

岩と清流の一日 



紀州南端を流れる古座川流域を巡ってみた
一枚岩と呼ばれるエアーズロックのような巨大な岩があったり
虫に食われたように侵食した巨大な岩壁があったり
ボタンの花が咲いたように見える巨石があったり、、、とても不思議なところだった

なんといっても凄いのはその清流の美しさだった
これはもう図抜けて素晴らしかった
日本ミツバチを飼い(普通は西洋ミツバチ)希少なハチミツを作っていたり
珍しい2センチあまりの最小種ハッチョウトンボの生息地があったり
飛び交う虫達も多く、水鳥をはじめとした鳥類、鮎釣りでも名を馳せている
それは生きものの楽園のようだった

圧巻は滝の拝という複雑に侵食が繰り返された小渓谷で
白い岩肌に勢いよくエメラルドグリーンの水が流れ、淵の色は深い濃緑色
釣りキチ三平が幻の魚を釣りに来そうな、そんな雰囲気にあふれていた

しかしそんな素晴らしい流域も奥に入れば限界集落だらけだと村の方から話を聞いた
若い人はいないか少ない、家屋はあっても空き家ばかりなのである
村を散歩する私たちに高齢のおじいさんが携帯電話の使い方を教えてくれと聞いてくる
もうそんな話を聞ける者は誰も残っていないと言う

その村には立派な藤棚が残り満開のコスモスが風に揺れ蝶や蜂が飛び交ってはいたが
窓越しに家の中を見れば蔦が生い茂っていた

旅人がどうのこうのと言う事ではない、ただ見て過ぎるのみなのである

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