「にわあそび・ときどき旅」

身近な観察、日々のこと、旅のこと・写真でつづり書き散らかしていきます

四国周遊旅・土佐清水港 


黒潮洗う好漁場持つ土佐清水港に寄ってみました

四国最南端に位置する土佐清水市は
Wikiによれば「日本の市の中で東京からの移動時間が最もかかる場所」とあります

う〜む、、「土佐のいごっそう」そんな言葉が頭をよぎります

土佐清水

港を眺めると一艘の漁船にたくさん人が集まっています、、、

寄ってみます、、、

丁度カツオ船出港のタイミングではありませんか

土佐清水

すでに船員は船に乗り込み出港準備
風に舞う紙テープで見送る家族と船はまだ繋がれています

土佐清水

第68廣漁丸、カツオの一本釣漁船です
3月に出漁して黒潮に沿って北は気仙沼沖、南は鹿児島まで漁場を移しながら水揚げを繰り返し
次に母港に帰るのはおそらく数ヶ月先なのでしょう

梯子が外されて海の男達が出ていきます、、、出漁です

土佐清水

船の拡声器からは鳥羽一郎「兄弟船」が鳴り響きます

普段演歌は聞かないのですが
この状況、、あまりにシチュエーションに合ってるもので
不覚にも力が入ってジーンとしてしまいました、、、

土佐清水

紙テープを握る家族はゆっくり出ていく船に大きく手を振り
じいちゃんばあちゃん、赤子抱いた若いかあちゃんも笑顔で離れていく船を見送ります

土佐清水

陸から離れた船はしばしの別れを惜しむように

土佐清水

港内ゆっくり旋回を繰り返し、、、

寄れば、、、

海の男達も家族へ向け大きく手を振っています
ワタシにはおよそ及びもつかない男の世界、、、海の男たち

土佐清水

船はこの後エンジンの回転数を勢いよく上げると海の彼方へと進み小さくなっていきました

なんだかリアル寅さん映画の1シーンに紛れ込んだような、、、そんなお昼どき


一部始終をワタシタチは土佐清水特産、肉厚のゴマサバ弁当もぐもぐ頬張り

土佐清水

「う〜ん、旨い」「男の世界じゃき〜」なんて言いながら眺めてるのですから、、。
旅人はまったく本当に気楽です

そろそろ太平洋岸の高知県を離れ宇和海に沿って上がり愛媛へと進みます

(写真/Olympus E-3/ZD 11-22mm F2.8-3.5/ED50-200mm F2.8-3.5)

四国周遊旅・足摺岬 

足摺岬

四国最南端足摺岬まで来ました、黒潮当たる断崖が続く景勝地です
お遍路さんルートの中でも難所、入り組んだ海岸線が続きます

足摺岬

看板標識にツバキの絵、水道栓蓋にもツバキの絵
岬の先までは大きく伸びて台風に晒され枝のくねったツバキの森

足摺岬

ツバキのトンネルを抜け岬の先へ向かいます
辺りにはビロウやウバメガシ等の亜熱帯植物も育っています

足摺岬

ガーガーピーピーと鳥の声がうるさいほど響くツバキの森を抜けると

大きく立派な足摺の灯台に出ます

足摺岬

荒波当たる絶壁に立つ灯台、辺りはスケールのでかい景色が続きます
言わずと知れた有名観光名所です

足摺岬も素晴らしいのですがその先うねうねと狭い道を西へ少し進んだところの
臼碆(うすばえ)の岬もA級ロケーションだと思います

臼碆の岬、山のてっぺんまで登ればでっかい景色が待っています↓

足摺岬

道が狭く観光バスも入れません、静かで人の少ないお気に入りの岬です

山のてっぺんにある展望台からはるか下を覗けば磯場の岩に小さく鳥居が見えます

足摺岬

↓山のでっぺんの展望台から磯場まで下りてみます
なかなかの高低差でここが海であることを忘れます、、、普通山でしょうよ、、この景色

足摺岬

下りはよいよい、帰りは登り〜、、、ちょっとした登山気分で鳥居のある荒磯に到着
臼碆竜宮神社の鳥居、漁の安全と豊漁を祈願する社殿が建っています

足摺岬

神社も荒磯のすごい所に建っていますがこのまわりの景色がまたかなりなもので
今回の旅A級ナイスビュー処で間違いないでしょう

やっぱり何度来ても足摺のスケールは変わらずでかかった、、、そこを確認したら先へと進みます

(写真/Olympus E-3/ZD 11-22mm F2.8-3.5/ZD 14-54mm F2.8-3.5 II)

四国周遊旅・足摺へ 

水は蒼く緑濃く、黒潮当たる高知太平洋岸を四国最南端足摺岬へと進みます

足摺まで

ところで、四国旅もオートパッカーの旅人達は道の駅を宿泊地に使ったりするわけですが
駐車場を徘徊する放し飼い鶏の至近鳴きで朝目覚めたり、、、
足摺まで
そんな南国高知は自由な空気です・笑

辺りを散歩すればすぐにいろんな鳥が目に付いて
足摺まで

砂浜は鳥や獣の足跡いっぱいだし、どこを見ても濃ゆく
足摺まで

ご当地手作りお総菜弁当にスナックもますます豊富で市場も楽しい
足摺まで

どこ行ったって地のおっちゃんおばちゃん買ってく地元味が並んでいます
足摺まで

どやっ、イモ天!、、、迫力の90円はカリッと衣が旨い
足摺まで
腹の膨れるおやつB級素朴味スナックに事欠くことは無いのです

四国ではテント背負った自転車旅をよく見かけます、みなくたびれて長丁場を醸し出し
足摺まで

海外からの旅人もチラホラ、、、この辺りを旅するとはナカナカです
足摺まで
よほど日本マニアか自然好きさんか? それにしてもいいとこ来てますね〜

四国と言ったらお遍路さん
足摺まで

お遍路さんは四国八十八ヶ所巡礼という大きな目的こそありますが
同時に古くからずっと変わらない旅のかたちでもあります

お遍路は基本ゆっくりな旅、時間の掛かる旅
今も簡素な遍路宿を頼り軒下を借り野宿をしながら八十八ヶ所の歩みを進める方も少なくありません

お遍路ぐるぐる巡る四国ならではの
ゆっくり時間を掛けた旅がしやすい、またそんな旅に似合う空気が漂っています

(写真/Olympus E-3/ZD 11-22mm F2.8-3.5/ED50-200mm F2.8-3.5)

四国周遊旅・四万十川 


高知県檮原(ゆすはら)の四万十川上流域から川の流れを追うように車を走らせます

四万十流域

川沿いの道は当然狭くゆっくり蛇行を繰り返しつつ進めば

水は澄み色は深く、釣り師が喜びそうな淵があちこちに見受けられます

檮原

中流域に入っても四万十川は大きく蛇行を繰り返しますが
川沿いに着けられた道の幅も多少広がって進みは少し楽になります

↓は岩間の沈下橋、広告写真やCM等にもよく使われている人気ポイントです

四万十流域

シンプルを極めた構造で辺りとの調和を崩していないように感じるのは気のせいでしょうか?

ちなみに沈下橋とは
増水すると沈んでしまう欄干のない橋のことで、増水すると沈んでしまって渡れなくなりますが
低い位置に設計されるため架橋長が短く低コストにて架橋が可能、さらに壊れても再建が簡単で低コスト可能

少し不便で偉そうにしてないしょぼい橋、ですがしょぼさは味や風情増幅に欠かせません

四万十流域

日も傾いてきた頃下流域四万十市に入りました、川はゆっくりと流れています

近くの河川敷でたくさん菜の花が咲いているというので向かってみます

四万十流域

入間河川敷、はたして辺りは一面菜の花

ヤナギ林の下、行けども行けども菜の花の路でした

四万十流域

最盛期には少し早かったかもしれませんが

四万十流域

数日後には「四万十川花絵巻、菜の花の巻 」として灯籠がともされ出店も出て賑わうそうです

四万十川沿いを走り終えて日も暮れて、まったり

四万十流域

四国山地から再び太平洋岸に出てきました。進路は南へ、ゆっくり足摺岬へ向かいます

(写真/Olympus E-3/ZD 11-22mm F2.8-3.5/ZD 14-54mm F2.8-3.5 II)

四国周遊旅・檮原 

檮原

高知土佐から内陸に入って檮原(ゆすはら)に来ました
檮原は四万十川上流域に位置し「雲の上の町」とのキャッチフレーズが付いています
黒潮香る太平洋から四国を東西に貫く四国山地内に入ったわけです

愛媛との県境標高1400m付近の尾根には四国カルストが広がっています
石灰岩地形のカルスト台地、稜線沿いで大きな木も無くとても眺めがよろしいのです

檮原

その上ご覧の通り道も良く快適すぎるほどのワインディング天上ドライブが可能
あちこちに印象に残るナイスビューロードはありますがこの道もかなりのもの
まだ観光シーズンに入らないからなのか車も少なく貸し切り状態です

大好物のナイスビュー地帯、この辺り特A級と勝手に認定です
遠く西日本の最高峰石鎚山(1982m)もくっきり浮かんで見えました

檮原

カルストの草原では牛小屋やエサ場が点在していましたがまだ放牧はありません
3月の初めで下界の土佐は春爛漫ですが標高のあるこちらではまだ氷が張っています

檮原

ところで四国山地は中央構造線上にあります
中央構造線は関東から九州へ西南日本を縦断する大断層のことです (↓図赤線)
ユーラシアプレートと太平洋プレートの堺目にあたり隆起した山岳地帯が続いています

中央構造線図

山岳信仰からなのでしょうけれど関東以西の信仰の地もこのライン上に多く連なっています

四国の石鎚山、剣山をはじめ紀州の高野山、伊勢神宮に信州の諏訪大社と茨城の鹿島神宮まで、、、
数え上げたらきりがないほど日本の聖地が並びます、、、
主だった山脈も中央構造線上にありますから山風景取材旅でも幾度となく世話になっているラインです

高台にある天徳山吉祥寺から見た檮原、川沿いにひらけた小さな町です

檮原

町はずれの清流には沈下橋が架かっています
川が増水したら沈む造りのシンプルな橋は四万十川流域のシンボルです

檮原

この先、この辺りの四万十源流域から
川沿いにぼちぼち下って四万十川河口までを辿ってみることにします

(写真/Olympus E-3/ZD 11-22mm F2.8-3.5/ZD 14-54mm F2.8-3.5 II)

四国周遊旅・久礼 

久礼

土佐の久礼に寄ってみました、懐かしい雰囲気の漁師町です
世代によっては漫画「土佐の一本釣り」の舞台でご存じかもしれません

久礼大正町市場です、あまりに短い通りだったので笑ってしまいました
観光化はしているようですが、それでも飾らない空気がいい感じです

久礼

ところで久礼の前の町、須崎では名物ということで
まゆみの店にて「鍋焼きラーメン」をいただいてみましたが

久礼

実はワタシタチ、、、旅中あんまりお店に入りません

通りすがり、地のてんぷら屋さんだったり

久礼

地の母さん手作り総菜やお弁当だったりを求めて過ごしています
要は買い食いにつまみ食いなのですが

久礼

四国はワタシタチの目に買い食い天国と映るほど手作りものが豊富で
素朴だけれども実直で丁寧でおいしい上に安いのですから
次の土地ではどんな母ちゃん地元味に出会えるのだろ、、、となってしまいます

話戻って
久礼といえば漫画「土佐の一本釣り」(カツオの一本釣り)の舞台です

散歩がてら港まで出てみました

久礼

静かなこぢんまりとした漁港です、大きな漁船も見あたりません
少し離れたところに新港があるというので行ってみます

新港には中型のカツオ船が係留されていました

久礼

久礼のカツオ船はこの順洋丸と鳳丸の2隻、自動一本釣竿らしきもあってハイテク装備

カツオ漁は3月に出港して漁期中全国に水揚げをしつつ帰港は11月になるそうです
久礼を訪れたのが3月に入ってすぐでしたから出港間近だったかもしれません、、、

カツオ船出港風景も見たかったですがワタシタチは海を離れて四万十川源流めざして進みます

(写真/Olympus E-3/ZD 11-22mm F2.8-3.5/ZD 14-54mm F2.8-3.5 II)