「にわあそび・ときどき旅」

身近な観察、日々のこと、旅のこと・写真でつづり書き散らかしていきます

ラダック・懐かしい未来 

ラダック

旅に出たい、出なくてはいけない、、、でもまだ解禁までは、半年ある、、、
こればっかりはしょうがない、、妄想で逃げよう、、、ならばまたラダックから、だろう、、、
ということで自己満過去旅追想やっておりますが

ラダック、この頃は「ローカリゼーション」のキーワード、本丸としても聞こえてきます
「ローカリゼーション」、、、ご存じでしょうか?

簡単に言っちゃえばグローバリズム、グローバリゼーション、グローバル時代などなど
資本主義経済界における正義の標語のように語られている「グローバル社会」
地元の元首相だって声高に「グローバルの時代なのです!!疑う余地は無い!」そう強く言ってました

ちょっと乱暴ですが「ローカリゼーション」とはその対語反意語と捉えてよろしいかと思います

ラダック

さらに言えば中央のエライ人に踊らされることなく巨大企業一極集中や富の一極集中にも与せず
地域文化、地域経済の中、地産地消で暮らしていくこと。と言えるかもしれません

「ローカリゼーション」を提唱するスウェーデンの言語学者ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ は
グローバリズムでは幸せを感じなくなるばかりであってローカリゼーションこそが人々の幸せの鍵になる
そう言い続けています

ラダック

ヘレナは長い間鎖国状態だったラダック地方の外国人入域許可が下りた1975年から現地に居住し
今では一定の評価もされ各国で翻訳されている「懐かしい未来」という本を書きます
近年では「幸せの経済学」というドキュメンタリー映画を撮りました
日本公開が2011年5月ですから震災原発事故後、ポスト3.11の糸口としても注目もされましたね

広義に捉えれば植民地主義時代から連綿と続いて来たとも言えるグローバリゼーションというものが
いったい今まで何をしてきたのか?さらに何をしようとしてるのか?

「開発」の名の下に世界同一化インターフェイス社会を作り上げ、高度消費社会を目指す強者の本流
その先にいったい幸せはあるのか?

ヘレナは一貫してその問題定義を続けています。

ラダック

そのヘレナの思考を作った原点がラダックという土地だった、ということです

ラダックがそんなインスピレーションを与える土地であることは
旅人ならば容易に想像も共感もすぐ出来ることなのであります

(EOS-1N/ EF24-85mm F3.5-4.5 USM ポジフィルムからスキャン後モノクロ変換)



ーーーーーーー「ラダック 懐かしい未来」以下そのAmazonの紹介文ーーーーーーー
ヒマラヤの辺境ラダックにおけるつつましくも豊かな暮らしと、そこに襲い掛かった近代化と開発の嵐。貨幣経済に頼らずに、ほとんどすべての生活を自給自足によってまかなっていた理想郷に突然入り込んだグローバリゼーションの弊害。「わたしたちの中に貧困はありません」と胸を張っていた青年が、わずか数年後に「貧しいラダックにはあななたちの助けが必要なのです」と援助を懇願する。ここには近代化、西欧化の根本的な問題点が、まるでむき出しになった地層のようにあらわにされています。貨幣経済が貧富の差をもたらし、グローバル経済が本来不要なものへの欲求を生み出し人々から時間と幸福を奪う。著者は失われた幸福を惜しむだけではなく、グローバリゼーションの本質と、それを超える道を実証的に明らかにすることを決意。ラダックに息づく深い伝統的な智恵が、その新たな道を進む鍵であることを示唆しています。

続・旅に出たくてしょうがない 


久しぶりに前記事で海外パッカーカテゴリーで書いたらなんだか盛り上がって来た
古いポジフィルム眺めてるのも気分がニッポンから遊離して良い

ということで今回もラダックで続けてみよう

降雨量無き乾き切った黄土の大地、張り付くように濃群青の空が広がる

ラダック

過去旅モノを書くといつも真っ先にラダックが出て来てしまうのも
いちばん初めのパッカー旅でとりあえず目指した土地だったからなのかもしれない

当時の図書館通いでたまたま見つけたレー王宮の写真に衝撃を感じてとにかく行ってみようと決めたのだ
それもすでに30年近くも前のこと、、、
あの旅をスタートにラダックもリピート、延々パッカー旅が繋がっていった

ラダックはチベット好き憧れの地になる程にチベット文化そのものが面白いのだけれど
標高高いヒマラヤ山中である、やっぱり自然界そのものが凄い、、、


この王宮の写真を見つけて、、、旅が始まってしまったんだ、、レー王宮である

ラダック

王宮を中心において周りには中世そのものの様なレーの街が広がる

レーの街は標高3700メーター程度、辺りの峠で5000メーターを超える高地

ラダック

土地にはチベット仏教のラダッキーとイスラム教のカシミール人が主に住まい
下界にひしめくヒンズーの民は少なく灼熱インドとはまったく様相が異なる

街を外れるとすぐ緑っけの無い乾いた大地がどこまでも広がる、、当時のボクは月面を思った

ラダック

乾燥しているのである、、、どの位か?、、放っておくとすぐ乾いて唇がパキッと割れる程に、、、

水は貴重だ、住民は日々何度も水を汲みにゆく、、、
これじゃ旅人はシャワーもおちおち浴びられない、、、

ラダック

もっともこの地方に風呂やシャワーを使う習慣は無い。紫外線が強すぎるのだ
地の伝統的なラダッキーは肌露出少ない厚手の服をまとい、肌は皮脂でコーティングされている

辺りにはゴンパ(僧院)が点在し、たいていの旅人はゴンパを渡り歩くように進む
日常移動は基本歩きだがローカルバスもたまに走っている

(バスの雰囲気を知りたい方はコチラはいかが?→過去記事「リトルチベット2・オンボロバス 」

ラダック

どんなところでも道は続いている

二手に分かれたインダス川の源流沿いにTATA製のダンプが黒煙の中を唸りを上げてひた走る

ラダック

こんな情景に出会うとたまらなく痺れてしまう
それは今もってまるで変わらない、いつまでも憧れているのだ

嗚呼、旅に出たくてしょうがない

(EOS-1N/ EF24-85mm F3.5-4.5 USM ポジフィルムからスキャン)

旅に出たくてしょうがない 


旅に出たくてしょうがない
旅友の部屋には1ヶ月後発カルカッタ行きの航空券が誇らしげに張られていたし
絵画教室を手伝ってもらっている後輩美大生達も初のパッカー旅でラオスへと出かける、、、

そこで、、いったいワタシタチは何処へ行くのだろうか?

たとえばインドヒマラヤ山中のリトルチベット、ラダックなのである

ラダック

ワタシタチは乾ききって荒涼とした月のような高地にまた立たなければならないし

そこで紺碧の空を仰ぎチョルテン(仏塔)を眺めたのならココロ溶けていくのも間違いなしだ

ラダック

当然深山のゴンパ(チベット仏教寺院)にも出向かなくてはならない

ラダック

海老茶色の僧侶とバター茶をすすり暗闇に光る金色の仏を拝めたならば静かな高揚が待っている

ボロバスに乗り耐えがたき酷い振動に揺さぶられ続けてボロ雑巾のようにへたることも
続く道をあてどなく歩き続けることもきっとまたワタシタチには必要なのだ

ラダック

村に入ったら素朴で懐かしいラダッキーの暮らしを眺めて過ごそう
身体も戻って来た、毎日日が暮れるまで歩いていたい

ラダック

もう、にっこり笑って皆さんコンチワ〜、「ジュレィ!」と挨拶を交わしたくてしょうがないのだ

ラダック

嗚呼、旅に出たくてしょうがない
しばし日本を離れて魂をぐらぐら揺さぶらなくっちゃやってらんない
いつまでだって揺さぶり続ける、これパッカー者の使命

今年半ばには海外旅もやっと解禁となる、旅妄想でも続けながらそれまでは我慢である (*^_^*)

(EOS-1N/ EF24-85mm F3.5-4.5 USM ポジフィルムからスキャン)

ティクセゴンパ in ラダック 

ティクセゴンパ

ヒマラヤ山中3500メーター超の高地に広がるチベット世界であるラダック地方
点在するラマ教(チベット仏教)の僧院はどれも険しく厳しいたたずまいを感じさせるものだが
中でもティクセゴンパは天に延びる要塞のようにそびえ立ち濃紺の空に白壁コントラストが映える

僧院の中はといえば木々の柱が黒光りした威容、塩バター茶の獣臭がたちこめ、臙脂色の僧が行き交う
方向感覚を失うほど入り組んだ内部は曼荼羅(マンダラ)世界そのものの様に感じる

(写真/Nikon F3/Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5~4.5)

もう1丁、はじめてみます 

ラダック

飽きっぽいワタシがブログなんて書いても続くはずがない、、、文章を書く習慣を持ったコトも無いし、、、
そう思いつつはじめた絵画教室のブログ、そのブログも開設から3年が過ぎ、、、
どう考えても不思議なことなのだがいまだなんとか書き続けられている
つまらないと思うことは一切続かない性分なのできっとなにかを面白く感じてるのだろう
絵画教室のブログもまったく自由気ままにやってきた、しかし欲が出るものでさらに自由に書きたくなってしまった

ということでこのブログ「にわあそび・ときどき旅」を開設する運びとなりました
コンセプトがあるわけでもなく伝えたいことがあるわけでもありませんが好き勝手に書きます
誰かのためにということももちろんありません、、、自分のため、、、あくまでも自己満足に徹します

もちろん不定期更新、書きたい時にはバンバン書くかもしれませんし、まったく放置もアリ
それどころかすぐに止めてしまうかもしれませんが、、、まあそれも良しでしょう
とりあえずは気に入った写真を貼って一切の縛りなく好き放題で行きます!

調子が出てくると多少内容が偏ることもあるかもしれません、見たい人だけフィットする人だけが見てください
それではどうぞよろしくおねがいします

(写真/Nikon F3/Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5~4.5)